Eight Days A Week - 働く母は週8日営業

元DeNAwebディレクター、現在北陸で夫と共にビジネスを営む32歳ワーキングマザー。マメ(息子・3歳)、アズキ(娘・1歳)、フットワークの軽すぎる夫との4人暮らし。

本当のイクメンには主体性がある

こんにちは、ミユキ(名字)です。

イクメンという言葉が定着して久しいですが、この言葉がなまじ市民権を得ただけに、「自称イクメン」も大量発生し、苦々しい思いを抱えている妻も多いようです。

週末ちょっとオムツ替えたとかお風呂に入れたとか、その程度で「育児に積極的に参加してるイクメンな俺」。

数時間子どもを公園に連れ出す休日はもれなく写真を撮ってSNSに投稿し、「平日は仕事バリバリだけど休日はしっかりパパしてます」アピール。

そんな夫を見て、妻は思う訳です。

いいとこ取りしやがってと。

気の向いた時に趣味程度にお遊びで育児ごっこしてるだけじゃねーかと。

 

ここからまるで自慢話ですが、我が家の夫はそんな”自称イクメン”ではなく、本当のイクメンです。

付け加えて言うと、育児のみならず家事全般にとても協力的、いえ完全に夫婦で家事育児を分担できている状態です。

 

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イクメンジャッジラインは主体性にあり!

自称イクメンと本当のイクメン、その違いは何なのか。

私は、この差は「主体性」にあると思います。

もう少し分かりやすく言うと、「自分が(家事育児を)やらなくても誰かがやってくれる」という考え方をしないこと、です。

 

世の多くの男性は家事育児に対して主体性がない事が多いようです。

例えば「お風呂掃除と食器洗いとゴミ出しは夫の担当」と決まっていて、日々問題なくこなしていたとしても、それだけでは不十分なんです。

 

「お風呂洗って」「食器洗って」「ゴミ出して」。

妻に言われたことはやる。

でも、その他の事は、言われないからやらない。

 

例1)

お風呂用スポンジが段々汚れてヘタってきた。

でも替えのストックがない、あるいはストックの置き場所が分からない。

夫は妻に「お風呂スポンジ新しいの買っといてよ」と言う。

あるいは、何も言わずそのヘタッたスポンジを使い続ける。

 

例2)

食器は洗っておしまい。食器を拭いて棚にしまわない。

食器洗剤が残りわずか。「なくなりそうだよ」と妻に伝えるだけ。

 

例3)

毎朝ゴミを出す、以上。

新しい袋をゴミ箱にセットするのは妻。

ゴミ箱の蓋や側面が、飲み残しのジュースやソースが飛び散って汚れてきていることには気づかない。

 

「言ってくれたらやるのに」「言わなきゃ分からないよ」それって正しい?

仕事で例えるなら、そんな夫は完全なる「指示待ち人間」状態です。

言われた事だけやって、言われない事はやらない。

なぜその仕事があるのか、なぜその仕事をやるのか、そんな事まで考えない。

自分の担当領域を広げようとか、全体像を把握してより良い状態をめざそうとかも考えない。

それは自分が考えることじゃないでしょ?

言ってくれればやるけど。

 

そんな社員が自分の部下だったとして、

「いやー、俺ほんと仕事人間なんですよ」

なんて言ってたら腹が立ちますよね。

でも、”自称イクメン”の多くはそんな状態なんじゃないでしょうか。

 

私も何度か夫にその話をした事があります。

我が家では特に家事担当を決めていないのですが、すると以前の夫は基本的に進んで家事をしませんでした。

元来綺麗好きでもないので、ものが散らかってたり、洗濯物や食器がたまっていたりしても気にならないタイプ。

でも、私がたまった食器を洗い始めたりすると

「あ、俺も手伝うよ」とか

「他に何かやろうか?」とかは言ってくれる訳です。

こう言ってくれるだけでも十分すばらしい夫だと思いますが、それでも私はキレる。

「何かやろうか?じゃなくて、何をやるべきなのか自分で考えてくださいよ!」

 

「何かやろうか?」と言うのは、自分が責任を持っていない状態なんですね。

我が家が、ひとつの家族として生活を支障なく送っていく上で、日々何をする必要があるのか、そういう事を自分で考えていない。

特に専業主婦の家庭では、夫は「それを考えるのが妻の役目でしょ」なんて思ってるかもしれないけれど、それは違うと思うんです。

ふたりの家庭なんだから、ふたりが対等に自分たちの生活に思いを致すべきです。

もちろん専業主婦の場合、実働タスクを妻が夫より多く負うことにはなると思いますが。

 

とまあそんな話を何度かする中で、私の夫はだいぶ考え方を変えてくれて、色々な事を主体的に、能動的にやってくれるようになりました。

ゴミ出しの前夜は自分からゴミをまとめて玄関に出しておきます。

お茶の作り置きがなくなったら大鍋で湧かしてくれます。

休日の朝は私より先に起きたら、マメ(息子)も一緒に起こして、朝食を食べさせて着替えさせて、洗濯機も回して、食器を洗っておいてくれます。

我ながら、よくできた素晴らしい夫だと思っております。

 

家庭はひとつの組織である

夫の皆さんは、ぜひ家事育児を、仕事に置き換えて考えてみてほしいです。

そして夫の家事参加に不満のある妻の皆さんは、ぜひ夫を新人社員だと思ってみてください。

彼等は会社(家庭生活)を背負って立つなんていう当事者意識は持っていません。上司(妻)に文句を言われなければそれで自分は問題なくやれていると思うし、もし上司(妻)から何か言われても、またそれを言われた通りにやればいいだけだと思っています。

言われた事をやったのに仕上がりに文句を言われたら、それは上司(妻)の指示が悪いとか、上司(妻)が人間的に狭量だからとか、自分以外に責任の所在を持っていきます。仕事しただけで十分じゃん!とか思っています。

トラブルやミスが発生した場合は、気づかれなければ黙っているし、発覚してしまったら後の処理は上司(妻)に任せます。

複雑な課題が生じた場合も、上司(妻)が状況を分析し、対策を考え、指示を出してくるのを待っていればよいと思っています。

そしてそんな指示待ち思考停止野郎でも、自分は一人前に責務を果たしているつもりなのです。

まして今では「イクメン」なんていう言葉もあるので、気軽に「仕事も育児も両立できちゃうイクメンの俺」を演出できるわけです。

 

私の夫が、そんなかっこ悪いイクメンじゃなくて、本当のイクメンでいてくれて、いやはや、本当に感謝しています。

夫ありがとう!