Eight Days A Week - 働く母は週8日営業

元DeNAwebディレクター、現在北陸で夫と共にビジネスを営む35歳ワーキングマザー。マメ(息子・6歳)、アズキ(娘・3歳)、フットワークの軽すぎる夫との4人暮らし。

ねんねトレーニング&夜間卒乳、実践と失敗と成果

「ねんねトレーニング」とは、寝かしつけや授乳などの手を借りず、赤ちゃんが一人で寝られるようにするトレーニングの事です。
我が家でも実践しましたので、その成果を報告したいと思います。

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背景

我が家のマメは元々よく寝る子で、生後2ヶ月くらいからは、夜は6〜7時間ぶっ通しで寝てくれました。

が、生後6ヶ月頃から夜泣きがスタート。
夜泣きって成長すればするほどなくなるものだと思っていたのに…。
それまでおっぱいグセが付きそうで封印していた添い乳をやむなく解禁。
やってみるとコレが楽ちんで、寝かしつけも添い乳、夜中に起きても添い乳、と、添い乳オンパレードになりました。
でも、おっぱいが離れるとまた泣き始めたりして、結果一晩中添い乳体勢をキープすることもあり、肩を痛めたり眠りが浅かったりでマイナス面も少なからずありました。

そんな時、私がチェックしている有名ブロガーさんが「ねんねトレーニング」を実践していたというのを知り、ぜひやってみたいと思ったのでした。

ねんねトレーニングの進め方と効果 | パパラボ

目的

「ねんねトレーニング」自体は「一人で寝付けること」が目的なので、夜間授乳はまた別の問題なのですが、私は夜間授乳も合わせてきっぱりやめる事にしました。

そんな訳で、目的は以下3つです。

  • 一人で寝付けるようになる
  • 夜間卒乳
  • 夜中に目を覚まさないでぐっすり寝る

実践

生後8ヶ月後半にスタート。
やることは以下のようなものです。

  • 生活リズムは規則正しくしておく(起床・ご飯・授乳・お風呂・就寝の時間を決める)
  • 就寝前30分は、薄暗くした部屋でゆったりと親子の時間を持つ(わらべうたを歌いながら手足を曲げ伸ばししたり、絵本を読んだり)
  • 落ち着いたら布団に寝かせ、「おやすみ」と言って部屋を出る
  • 泣いたら5分待って様子を見に行く。背中をさすったり声をかけてやる。1〜2分で退室する。抱き上げたり長居したりしてはいけない。
  • 2回目以降は7分間隔で様子を見に行く。ただし号泣している場合のみ。泣き声が落ち着いてきているようなら我慢。
  • 2日目以降は、1回目7分、2回目以降10分間隔で様子見に行く。

経過

細かくメモを取ったのが最初の3日だけなのですが、そちらを。

  • 1日目

号泣し、寝付くまで1時間以上かかりました。
夜中は3回目を覚ましましたが、抱っこも授乳もせずに背中トントンで乗り切りました。
1回目は1時間、2・3回目は30分ほど泣き続けました。

  • 2日目

夕食後の授乳で寝落ちしてしまい、どうやっても起きないので仕方なくそのまま寝かせました。
夜中は同じく3回起きました。
1回目は1時間、2回目は10分ほど泣いたため、1日目同様背中トントン。
3回目はなんと自己解決したようで、何もせずともまた眠りに落ちました。

  • 3日目

寝付くまで30分ちょっと号泣。
夜中起きたのは1回でしたが、2時間グズり続けました。
グズグズ泣きが続くので添い寝し、寝たと思うとまたグズり、いったん目を覚まさせてお膝に抱っこ、そこから布団に寝かせてお話をしているとまた寝て、しかしまたすぐ目を覚ましグズグズ…
こんな感じで2時間でした。。

  • 4日目以降

1泊旅行に出かけ環境が変わってしまったり、保育園がスタートして生活が変わったりした事で、トレーニング方法の通りにできない事がしぱしぱ起きました。
ですが、寝付きは目に見えて早くなっていきました。

成果

ねんねトレーニングを始めて1ヶ月。
結論から言うと、やり方が中途半端だったこともあり満足のいく結果にはなっていません。
ですが、やってよかったなと思います。

当初の目的3つを見てみると、

  • 一人で寝付けるようになる→△

布団に寝かせてトントンしている時はムニャムニャと眠たそうにしているのですが、私が部屋を出ようとするとバッと飛び起き泣き出してしまいます。
ですが、1〜2分も経たない内に泣き止み眠ってくれるので、とりあえずは良しとしております。

  • 夜間卒乳→○

おっぱいとねんねを、連動しないものだと認識させることには成功したと思います。
ビバ添い乳からの解放。

  • 夜中に目を覚まさないでぐっすり寝る→×

元々「ねんねトレーニング」は親子別室で寝るドイツで提唱されたものですが、我が家は狭いアパート暮らしなので、親子同室で寝ています。
そのためどうしても、夜中に目を覚ました時、マメが親の布団によじ登ってきちゃうんですよね。
するとつい添い寝してしまうわけです。
別室にして、夜中に泣いても部屋へ様子を見に行ってなだめてやるだけ、という風に徹底すれば、いずれぐっすり寝るようになるのかもしれませんが、生活環境的に難しいところです。

また、明け方目を覚ますと完全に覚醒してしまう事が多いです。
そうなると添い寝も全く効かず、這いずり回って親の髪を引っ張り噛みちぎり遊びまくりモードに…
あと30分寝ててくれマメよ…。


感想

最初はものすごく辛かったです。
一人暗い部屋で号泣しているマメが可哀想で可哀想で、
「あんなに泣いてるのに、トレーニングだなんて言ってほったらかしにされて、どんなに寂しくて悲しいだろう」
と思うと涙が止まりませんでした。
様子見に行くと、ハッとした顔で這い寄ってきて、しゃくり上げながら私の膝にすがってくるのですが、抱き上げてやることも出来ず
「大丈夫だよ、マメはもう一人でも寝られるからね、パパもママもそばにいるからね」
と声をかけて背中をなでてやるばかりでした。
静かになったな、と思ってそうっと部屋に入ってみると、必ず自分の布団を這い出て、私の布団の上におおいかぶさるようにして眠っていました。
涙の跡と、まだかすかにヒックヒックと言っているマメを見ると胸がしめつけられる思いでした。

そんな感じで何度も心が折れそうになりましたが、父の協力のおかげで乗り切る事ができました。
様子を見に行くのがあまりにも辛いので、途中からは父に行ってもらったり。
父が「こんなことしたらマメが可哀想じゃない?」なんて一度でも言わなかった事に感謝しています。


そんな感じで、実践当初は心の葛藤はすさまじいと思いますが、
やっぱり可哀想だから、と途中でやめると、それまでの時間赤ちゃんはムダに辛い思いをした事になってしまいます。
やっぱりやろう、いややっぱりやめよう…とフラフラしてしまわないように、赤ちゃんと一緒に頑張りましょう!
きっと、やってよかったと思えますよ。


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