子どもはみんな大好き!おすすめのパンの絵本3選レビュー
明けましておめでとうございます。ミユキ(名字)です。
今年も当ブログ「Eight Days A Week」をよろしくお願いします。
マメ(息子)は絵本が大好きです。
2歳半になった今は、親に読んでもらうだけでなく、一人で読む事もできるようになってきました。(もちろんまだ字は読めませんが)
男の子が食いつく絵本と言えばのりもの系が鉄板ですが、他にもマメが好きな絵本の中にはパンに関する絵本も多いです。
我が家にはテレビがないので、実生活で見聞きするもの以外の知識があまりないマメにとって、パンは身近な食べ物ゆえとっつきやすい題材なのかもしれません。
という訳で今日は我が家にあるパンの絵本をレビューしてみたいと思います。
1.ちょっとそこまでぱんかいに
一風変わった絵本です。
絵柄に独特のクセがあるのですが、どこか引き込まれてしまう不思議な魅力があり、マメも我々も大好きな絵本。
主人公の男の子が、パンを買いに自転車に乗ってお使いに出かける話で、いろんな人・モノ・場所が次々に登場して主人公とかかわっていく様子が臨場感たっぷりに描かれています。
リアルとファンタジーが絶妙に入り混じったストーリーで、本当にこんなことが起きるかも?と思わせてくれるさじ加減が読んでいて楽しいです。
丁寧に描きこまれた街の絵も見どころで、ここに公園があるね、これはモノレールだね、なんて指さしながら色々探すのも楽しいですよ。
2.からすのパンやさん
定番中の定番パン絵本ですね。
パン屋のからす夫婦と4匹の子どもたちが織りなすどたばたコメディ。
小さなきっかけから徐々に周囲を巻き込み、最後には森じゅうのからすが上へ下への大騒ぎになりながらも、ラストは大団円を迎えるというシェイクスピアみたいなストーリーです。
この絵本のハイライトは何と言っても色々なモチーフを模したパンがページいっぱいに描かれているところ。
「このきつねパンはママの!」「これ、パンダパン、マメの!」
と親子で取り合い(?)をしながらパクパク食べる真似をして楽しんでいます。
ただ絵本が古いので、「のみパン(大工道具)」「お銚子パン」とか、今の子にはなんて説明すればいいのか分からないモチーフが出てくるのが難しいところ(笑)。
3.パンやのくまさん
- 作者: フィービウォージントン,セルビウォージントン,まさきるりこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1987/05/30
- メディア: 単行本
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実直で無口な仕事一筋のくまさんが粛々とパン屋稼業に精を出すお話。
朝起きてから夜寝るまでの様子を素朴に描いています。
几帳面なくまさんのキャラクターがよく現れていてほのぼのします。
ちなみにこのくまさんは職人シリーズ化しているので、気に入ったら他にも買いそろえてみるのもいいですね。
以上、パンの絵本3選でした。
美味しそうなパンの絵本は、身近な食のテーマだけに、親子で色々会話を膨らませながら楽しめるのがいいところ。
他にもよいパン絵本があったら、ぜひ教えてください!