面倒くさがりでもできる、同居・同棲カップルの生活費管理方法
以前、共働き夫婦の家計管理方法について書きました。
ざっくり言うと、二人の個人口座とは別に共通口座を一つ作って、そちらで家賃光熱費などを引き落とし管理すると捗るよ、という話でした。
この時、以下について書き忘れていたことがありました。
- 引き落としにならない日々の雑多な出費はどう管理するか?
- 同棲など婚姻関係にないカップルで、共通口座を作るのはハードルが高い場合どうするか?
結構ここ重要なんですよね。
二人の出費はむしろ日々の雑多な物が大半を占めるし、
共通口座は、作りにいくのも万一破局した場合の取扱いも面倒。
で、この二点を解決する方法がありまして、我が家でも結婚前の同棲時代からこの方法を採用しています。
ずばりレシート管理です
特にヒネリはなく、単純にレシートを保管しておくだけです。
スーパーのお買い物、外食、ネットで購入した家具、遊園地などなど、その都度お金を出した側がレシート・購入明細・チケット半券などを、それぞれとっておきます。
その後、我が家の場合は大体1〜2ヶ月毎に精算します。
お互いのレシートをぶわーっと机に広げ、片方が金額を読み上げもう一方が電卓を叩きます。
一枚ずつ読み上げるので、個人の出費レシートが混じっていたらその場で弾きます。
こうしてそれぞれの合計金額が出たら、差額を半分に割って、少ない方が多い方に支払います。
精算の済んだレシートはその場で全て捨てます。
レシート管理のメリット
1.領収書提出制=自己責任
会社の経費申請などと同じで、レシートを紛失すれば自分が損します。
なので、きちんと管理する癖が身につきます。
2.手間なし
パートナーがめんどくさがり、だらしない場合は、複雑な管理を求めても行き倒れてしまう可能性大ですが、これはレシートを置いておくだけなので精神的負担が軽いです。
ログが残らないので家計簿を付けたい人には不向きですが、最低限支出の管理はきちっとしておきたいだけなら問題ありません。
3.ゲーミフィケーション&コミュニケーション
「そろそろ精算する?」
と、どちらかの一言で毎回始まる精算タイム。
レシートが溜まりまくっていると計算が億劫ですが、実はこの時間が二人の貴重な会話の機会にもなっています。
「今回は私相当金額いってますよ、大勝ちすると思う」
「これ何のレシート?8月10日?…あぁ、あれかーあったねー」
「これは旅行行った時だね、懐かしい」
「うわー、最後にでかいの来た〜負けた〜」
などなど、ちょっとした勝負のつもりで、直近の思い出を振り返りながら精算しています。
自分が勝てばおこづかい気分も味わえるので、面倒だけどやる気が維持できます。
4.おごり・おごられも柔軟に
たまに「ここは俺が持つよ」という場面もあると思いますが、そんな時にちょっとしたおのろけシーンも演出できますね。
例)
お店の人「お釣り○○円とレシートになります」
夫「レシートいいです」
私「あ、レシートもらってくださいよ」
夫「いいよ、今日は俺のおごりだから」
私「お、夫さん……☆(萌え萌えキュピーン)」
二人の金銭感覚に合わせてくださいね
お金の管理って、二人の関係性によっては相手に口うるさく言うのが憚られたり、逆になぁなぁになってしまったり。
どの程度まできっちりやるかは二人のこだわり次第だと思います。
我が家もかなりのどんぶり勘定の部類ですが、お互いにこのくらいの管理レベルが性格に合っているようで、同棲以来問題なく続いています。
同棲中や結婚しているカップルの生活費管理のヒントになれば幸いです〜。
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— ミユキ@EightDaysAWeek (@miyuki8d) August 30, 2014