Eight Days A Week - 働く母は週8日営業

元DeNAwebディレクター、現在北陸で夫と共にビジネスを営む35歳ワーキングマザー。マメ(息子・6歳)、アズキ(娘・3歳)、フットワークの軽すぎる夫との4人暮らし。

経産婦だからこそできた!産前から始める産後の美容&健康対策

こんにちは、ミユキ(名字)です。

二人目のアズキ(娘)が産まれて2ケ月、母子共々元気です。


以前こんな記事を書きました。

 初産婦の皆さんに声を大にして言いたい。

子どもさえ産んでしまえば、体型はともかく、カラダは何もかも妊娠前に元通りに戻る、と思ってませんか?

「体重が元に戻らないかも〜」とか「お腹の皮ちゃんと縮むかな〜」とか言ってる場合じゃないですよ。

初めての子育てで頭がいっぱいで、自分のヘルスケアをおろそかにしているととんでもないことになります。

ちなみに私に起きた変化は以下のようなものでした。

産後に起きる体の7大変化
1.産後の傷が痛い

2.痔

3.関節痛

4.腱鞘炎(ばね指)

5.妊娠線・正中線のなごり

6.抜け毛

7.性交痛

誰も教えてくれなかった産後の体の7大変化 - Eight Days A Week - 働く母は週8日営業

  

しかしいくらニワトリ脳の私でも同じ轍は二度踏むまい!

と肝に銘じ、今回はできる限りの対策を行いました。

一部は出産前から始めたものもあるので、ぜひ妊婦の方々は参考にしていただきたいです。

もちろん症状は人それぞれなので、起こらない人もいれば、他の不具合が起きる人もいると思います。が、「こういうことがあり得るんだな」と心構えしておくだけでも違うので、参考にはなるかと思います。

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1.産後の傷(会陰切開・会陰裂傷)の痛み

症状

とにかく痛い会陰切開。

産んでる最中は全く痛くないけど(他が痛すぎるからね)、出産翌日くらいから長らく悩まされます。

痛くて座れないので、産院でも円座クッションを常に持ち歩き、片尻を浮かせて斜めに座っているママをよく見かけました(笑)。

トイレなんて地獄です。

原因と対策

なぜ痛いかというと、傷そのものの痛みもありますが、一番は傷跡が引っ張られるから痛いのです。

裂けた部分を糸で縫っているので、座った時に伸びるべき皮膚が伸びず、つれている訳です。

なので、引っ張られないようにすればいい、ということで、私は骨盤ベルト(トコちゃんベルト)を巻きました。 

トコちゃんベルトII 紺 Mサイズ

トコちゃんベルトII 紺 Mサイズ

 

ベルトは恥骨の周囲で巻くので、ちょうど傷跡部分をがっちり固定します。

普通椅子に座るとお尻が左右につぶれて広がるような状態になりますが、ベルトを巻いているとお尻が広がらないので、傷跡も引っ張られません。

これだけで、相当楽になりました。と言うか、全然痛くなかったです。

ちなみに、トコちゃんベルトは産後直後から装着していいそうですよ。

 

2.痔

症状

赤ちゃんの重みが下半身に24時間かかり続けるため、痔になります。

(詳しくはこちら→ トコちゃんベルトの謎 - Eight Days A Week - 働く母は週8日営業

原因と対策

妊娠時の痔は大抵血瘤ができるタイプなので、腫れた部分を内側に押し込むこと。これだけです。

痔の対処としては当たり前みたいなんですが、初めて痔になった時はそんなことを知らなかったのでひたすら痛みに耐えていました…。

腫れを押し込むだけで一気に痛みは和らぎます。

また骨盤ベルトでも和らげることができます。

妊娠中は骨盤ベルトが赤ちゃんの重みを支える役割を果たしてくれ、産後もお尻への加重を弱めてくれました。

 

3.関節痛

症状

妊娠・出産により骨盤が開いている影響か、股関節や足首に強い筋肉痛のような痛みが出ました。歩行に支障をきたすほどで地味に辛かったです…。

原因と対策

産後はとにかく安静に!を守りました。

マメの時は、産後数日で早くも飲みに出かけたり、マメの寝ている隙を見計らってオムツを買いに自転車を往復30分全速力で飛ばしたりしていました(……)。

産後すぐでもバリバリ動ける元気な自分すごい!みたいなのをアピールしたかったんですね。誰に向けてか分からないけど。

でも多分それがよくなかったんだと、自覚はなくても足腰はガタガタになってるんだということを頭に置いて、基本的には家を出ない、外出時は必ず骨盤ベルトを着けて下半身を支える、どんなに泣かれても立ったままマメを抱っこしない、など、下半身に負担のかかりそうな行為は極力控えました。

おかげで関節痛は全く出ませんでした。

 

4.腱鞘炎(ばね指)

症状

首のすわらない赤ちゃんの首を支えながらの授乳や沐浴が、予想以上に手首に負担をかけていて、手首→手のひら→指と順に腱鞘炎を発症しました。

ずっと手がこわばった状態で辛かったです。

原因と対策

授乳クッションを買いました。 

ベビー用品をやたらと買い揃えることに抵抗のあったエセミニマリストの私は、授乳クッションも「甘え」のアイテムとみなしており、マメの時は買いませんでした。

でも、膝に直接赤ちゃんを載せた状態では、よほどの巨乳でない限り赤ちゃんの口はママのおっぱいには届きません。

クッションをいくつか重ねてその上にマメを載せていたものの、顔の位置の微調整のために手首でがっちりマメの頭を支え続けたままの授乳。

これを1回20〜30分×1日7回、毎日繰り返していたら、そりゃ腱鞘炎にもなりますよね。

でも、授乳クッションを使えば手首を使うことはほとんどなく、二の腕で軽く頭を支える程度。

ほんとこれ、ケチらずにマメの時から買っとけばよかった…。

 

5.妊娠線・正中線のなごり

症状

妊娠によりお腹の皮膚が引っ張られることによる皮膚の裂け目のような妊娠線と、お腹の中心に縦一本に発言する薄茶色の正中線ができます。

原因と対策

妊娠線の方は乾燥が原因ぽいので、そもそも体を洗うのをやめました。石鹸を使わず、お湯で流すのみにしたのです。

そもそも全身の乾燥も気になっていたので、陰部や脇・首など汚れる場所以外は全て石鹸を使うのをやめました。

マメの時はお腹がひび割れるほどガサガサで、毎日お風呂上がりは浴びるようにクリームを塗りたくっていたのですが、今回はほぼ何もせず。たまにちょちょいとオイルを塗ったくらいです。

 正中線の方は残念ながら対策が分からず。多分これはもう生理的なものなのでどうしようもないのではないでしょうか。

ただこちらは時間が経てば薄くなることは分かっているので、気長に待つのみです。

 

6.抜け毛

症状

産後数ヶ月すると、突如毛がバンバン抜けます。お風呂場がホラーに。

原因と対策

これも生理的なものみたいだし、抜けて困ることもそんなにないので特に何もせず。

 

7.性交痛

症状

針のむしろを突っ込まれるように痛くて、産後数ヶ月はまともにセックスができませんでした。

原因と対策

これはいまいち原因が分からなかったのですが、妊娠中から含めて長らくセックスをしないことも原因の一つではないかと思ったので、「とりあえずオナニーをしまくっておけばいいんじゃないか?」とは思いました。

でも結局さ、妊娠後期とか産後直後とか、それどころじゃないよね…。

二人育児でてんやわんやしてるし、もう痛けりゃ痛いでいいや、出来る時になったらしたらいいや、って思っていたところ、なんか特に痛くなかったです。

経産婦だから?

 

まとめ

子どもが産まれても、カラダは元には戻りません。

体重とか体型的な意味ではなく、健康的な意味で、予想もしないガタが出ます。

そりゃそうですよ。人ひとりを体に宿して、あんな激痛の末に産むんだから。

どうか世のママたち、産後の開放感や忙しさを乗り越えて、自分のカラダもいたわってあげてください。

 

 

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