数打って当てろ!私が実践している育児の小技17連発
こんにちは、ミユキ(名字)です。
我が家のマメ(息子)、もうすぐ3歳。
毎日が死闘のイヤイヤ期をくぐり抜け、最近は少し、本当にほんの少し、「成長したかも…?」みたいなかすかな希望を感じております。かすかに。
さて育児に悩むたびに色んな人の意見を母親や本やネットから仕入れていますが、今日はそうして自ら試行錯誤してきた中で役立ちそうな知見をまとめることにしました。
自分自身、「これは大事だな」「気をつけよう」という事を見聞きしてもすぐ忘れてしまうので、自分の備忘録にもしたいと思います。
※思いつくままに書き連ねるので粒度がバラバラですがご容赦を。
photo by Aikawa Ke
これが私の育児の小技だ!
1.寝言泣きは起こさない
ねんねの赤ちゃんは寝言泣きが多い。寝ている時に「あー!」「あうあう」と声をあげてもすぐ起こさない。黙って両手を握ってやると自己解決することも多い。
2.説明は、最小限の語数で明快に
正確に説明しようとしないで、確実に子どもが理解できる情報量にとどめる。
×スリッパは足に履くもので床の上で使うんだから、手にはめたり布団の上に乗ったりしたら汚いからやらないでね。
○スリッパは床だけね。
3.否定文の命令ではなく、「実際にとるべき行動」を伝える
子どもは常に何かせずにいられない生き物。「〜〜するな」ではなく、代わりに何をすればいいのかを教えてあげる。
×赤ちゃんのお顔叩いたり上に乗っかったりおてて引っ張ったり近くで走ったりしちゃだめ!
○赤ちゃんは見るだけね。
×走らないで!
○ママとおててつないで歩こう!
4.抽象的に褒めず、具体的に事実を描写する
(一人で服を脱げた時)
×すごい!
×上手だね!
○自分でズボン脱いで、シャツ脱いで、おむつ脱いだんだ!全部一人で丁寧にできたね!
(「〜〜できて偉いね!(すごいね!)」と言わなくても、本人が勝手に「おにいちゃんだからね」「うん、えらいんだよ」と自己評価する)
○今日はどの服着る?(これとこれ)お、赤と青で綺麗だね!マメは赤が良く似合うよね〜。
5.抽象的に注意せず、理解できるレベルに具体化する
×電車で大きな声出すのはみんなの迷惑だよ。
○電車で大きな声出すと、他の人たちが「うわ、あの子大きな声でうるさいな、いやだなあ」って、いやな気持ちになるから、ふつうの声で喋ろうね。
6.子どもの感情を否定しない
(お腹いっぱいだと言ってご飯を残したら)
×お腹いっぱいな訳ないでしょ、まだほとんど食べてないじゃない!
○お腹いっぱいなんだ。じゃあ食べなくていいよ。(単なるイヤイヤの場合、「じゃああとはママが全部食べちゃうね」などと続けると「だめ〜食べる〜」となることも)
7.良くない行動について、自分の不賛成の感情を伝える
×痛い痛い!蹴らないでっていつも言ってるでしょ!
○お母さんはマメに蹴られるのは痛いからいやだ。蹴られると、お母さんはマメと一緒に遊びたくなくなるの。だから蹴らないで優しくしてね。
8.かんしゃくを起こしても親は慌てない
子どもがウワーッとなった時に、ものすごい勢いでまくし立てながら感情の軌道修正をさせようとするお母さんがよくいるけれど、多分子どもの精神状態では一切耳に入ってなくて、余計に興奮しちゃってるだろうなと思う。
(ブロックを思うように組み合わせられず、叫びながら壊し始めた時)
×ちょっとやめなさい!お母さん手伝ってあげるよ、ほらここ持って…できるってば!すぐ怒らないで!そうやってかんしゃく起こすからできないのよ!ほらブロック持って!ね〜こうやってくっつけて!ほらくっついたでしょ!ね!できるよもう一回やってごらん!
×大丈夫大丈夫、ほら!××ちゃんの好きなクマさんあるよ〜かわいいね〜クマさんかわいいね〜ほら見て見て〜!!ジュースもあるよおいしいよ〜!
○あらら〜、ブロックが上手くくっつかなかったんだね。イライラするね。(あとは黙って見てるだけ)
9.嫌がることは意味不明な動作と抱き合わせでやらせる
○片足でケンケンしながらお風呂へ行こっか!
○おめめつぶって歯磨きしてみよう!
10.時々、特に理由なく「とくべつなこと」をする
レーズンを一粒つまみ食いさせてあげるとか、寝る前の絵本をいつもより一冊多く読んであげるとか。
「ないしょだよ〜」「今日は特別だよ〜」とか言いながら。
11.譲れることは譲る
大人の立場からすると「ダメなことではないけどできればやってほしくないこと」というのがあるけれど、絶対ダメでないならできれば譲る。
(外出の15分前におもちゃ箱をひっくり返して遊び始めたら)
×もう出かけるからおもちゃ出さないで!
○ママのお着替えが終わったらお出かけするから、片づけようねって言ったらすぐ片付けてね。(うん。)じゃあ遊んでいいよ。
12.曖昧な約束をしない
完全に確定したこと以外で未来に期待を持たせることは言わないようにする。
×また今度○○に行こうね。(いつ?)
○今日は○○楽しかったね。(起きたことや事実のみを述べる)
13.赤ちゃん返りを許す
下の子がいるといないとに関わらず、既にできることをできないと言ったり、小さい子がすることを突然やりたがったりするのが子ども。
三歩進んで二歩下がるのが成長だと思って甘えさせてやる。
×哺乳瓶は赤ちゃんのだよ!ミルクしか飲まない子が使うの。マメはご飯もおやつも食べるでしょ。哺乳瓶使う子はおやつもあげないよ!(脅し…)
×もうお兄ちゃんなんだから歩けるでしょ。抱っこしないよ。
14.人前で褒める
本人に向かって褒めるだけでなくて、誰か別の人の前で褒める。私が会社で上司にこれをしてもらったら、かなり嬉しいと思う。
○お母さん聞いて。今日、マメは自分からトイレに行っておしっこしたんだよ。しかも水を流してトイレの蓋も自分で閉めたの。すごいでしょ?
15.寝る前と起きた時に抱きしめて「愛してるよ」と言う
「大好きだよ」「かわいいね」なども。
16.毎日絵本を読む
寝る前に欠かさず2〜3冊、本人が本棚から選んできたものを読む。
(読みながら寝落ちしてしまってマメに起こされる率80%)
17.ドライヤーは「髪を乾かす」ではなく「頭をなでる」
これは”心育児研究家”ギャルママ日菜あこさんの受け売り。
今まではマメの髪を乾かしてあげる時、ムツゴロウさんみたいにワシャワシャ!とやってマメが嫌そうにしていたのが、頭をなでるつもりで優しくかけてあげると、自分もマメもなんかいい気持ちになれたよという話。
[23]面倒くさい髪を乾かすのがマシになる魔法|3児のギャルママ★心育児研究家 日菜あこオフィシャルブログ 心育でする育児 Powered by Ameba
下手な鉄砲も…
こういうのって、上手くいく時もいかない時もあれば、昔は有効でも今は効かなかったり、感情的になっていて全く守れなかったり、まぁ失敗も多々あるわけですが、とにかく手数は多いに越したことはありません。
毎日マジギレしてばかりですが、それでも色々心がけながらやっていきたいなと思う日々。
他に思いついたり新しくできてきたら追加しようと思います。
Twitterもやってるで。
マメ(息子)が突然「ピカチュウのおむつがいい」と言い出したので、画像検索してエイヤで描いて自信満々に渡したら「ピカチュウじゃないよ」と言われた。
でも何だかんだ満足気。 pic.twitter.com/zfC4bdjURX
— ミユキ@EightDaysAWeek (@miyuki8d) 2015, 4月 17