Eight Days A Week - 働く母は週8日営業

元DeNAwebディレクター、現在北陸で夫と共にビジネスを営む35歳ワーキングマザー。マメ(息子・6歳)、アズキ(娘・3歳)、フットワークの軽すぎる夫との4人暮らし。

子どもが好き嫌いで食べない時は、擬人化&物語化が効く

こんにちは、ミユキ(名字)です。

 

先日夕食にごま豆乳鍋を食べていて、

「これ、おいしいけどちょっと甘いよね」

などと夫と話していたら、

「え!?どれ??どれあまいの??」

と異常に食いついてきたマメ(息子)です。

砂糖つぼを渡してそのまま舐めさせてもきっと喜んでペロペロするだろうなというくらい甘いもの大好き。

まぁ子どもってそういうもんですよね。

そういうもんだけど、偏食は困りますよね。

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photo by Scott Sherrill-Mixring

 

くだんのごま豆乳鍋にしても、お餅やうどんは率先して食べるのに、キノコいや〜、白菜いや〜(体クネクネ)、それでも「食べなさい」と言い続けていると最後にはアップウ〜と幼児退行する始末。

 

子どもの好き嫌いにどんな対応してますか?

こうやって子どもが好き嫌いを発動する時、皆さんどういう行動を取っていますか?

 

もうほんと、数限りなく色々な方法を皆さん試していると思いますが、私が思いつく(そして実際にやったことのある)行動としては以下のようなものがあります。

 

  1. 「その野菜食べたら、またおうどん入れてあげるよ!」と好きな食べ物で釣る
  2. 「マメに食べてもらいたくて、ママ頑張って作ったのにな...ウゥッ...」とマジ泣きする
  3. 「あ!もうパパ食べ終わってる!ママももうすぐおしまいだよ!はいパパとママの勝ち〜!」と競争心を煽る
  4. 「えーマメ食べないの?アズキちゃんは食べられるよね?わぁすごーい」と妹をダシにする
  5. 「お野菜食べないで、好きなものばっかり食べる子は大きくなれないんだよ。お野菜はマメを元気にしてくれるんだよ」と正攻法で説得する
  6. 「ほら食べて!はい、1〜2〜3〜」と急にカウントアップを始めて10までに食べなければいけない空気にする
  7. 「分かった食べないのね。お腹いっぱいなんだ。あ〜残念、今日はご飯の後にいいもの食べようと思ってたのにな〜お腹いっぱいじゃ食べられないよね〜」と食後デザートの存在を匂わせる
  8. 「好き嫌いする子、ママは好きじゃないよ」とぴしゃりと言い放つ
  9. 「マメはお野菜も食べられる子だよね。だってお兄ちゃんだもんね。ママ信じてるよ」と信頼という名のプレッシャーをかける
  10. 「どうしても食べないんだったらもういい。ごちそうさまして椅子下りて一人で遊んでなさい」と突き放す

 

小さな子を持つ親の皆さんなら、あ〜それウチもやる〜って感じだと思います。

でもこういうのってどれも、かなり成功率が低くないですか?

 

そこで我が家では擬人化&物語化です

何を言ってるんだ?と思われるでしょうが、こういうことです。

 

マメは絵本が大好きで、普段からおもちゃを擬人化したり、物語口調で遊んだりしている時があります。

(ミニカーを走らせながら「しょうぼうしゃが走ってきました。すると、ダンプカーにぶつかって、事故してしまいました。いたいよ〜!と言いました」等)

あ、面白いな〜と思って私も同じように物語口調で遊んでやると、結構喜んで食いついてくるんですよね。

 

 

これを応用するのです。

 

私「(マメの皿からお箸でにんじんをつまみ上げる)にんじんのにんちゃんが歩いていました。”トコトコトコ...マメくん、あたしのこと食べてくれるかしら..."」

マメ「(ニヤッ)」

私「"もしたべてくれなかったらどうしよう。こわいよう。えーんえーん"にんちゃんは泣いてしまって、歩くことができません。"でもおもいきって、いってみよう”にんちゃんはがんばってジャンプしました。"ぴょーん!マメくんのお口へとんでいけー!"」

マメ「(パクッ)へへへ〜。もういっか〜い」

私「"やった〜食べてくれた〜”とにんちゃん大喜び。すると今度は大根くんがやって来ました。"おいおい、おいらだってマメくんに食べてほしいぜ。よーしいっくぞ〜"ぴょーん、ぴょーん!そーれー」

マメ「えっへへへ〜(パクッ)」

 

 

どんだけ素直やねん!!子どもか!!(子どもです)

 

 

まぁ自分も幼少時に経験があるわけですが、嫌いな野菜がお皿の中に入ってるととんでもなく気分が憂鬱になるわけですよ。

まずそうだな〜、いやだな〜、食べたくないな〜という最悪のメンタリティに陥っているので、頑張って口に入れたところで、あ〜まずいまずい、食感も味もにおいもすべてが気持ち悪い!みたいになってしまう。

そんな野菜たちを擬人化することで、いやな雰囲気からちょっと不思議な絵本の世界にスイッチすることができる。

嫌いな野菜が親しみやすく可愛いキャラクターに変わる。

 

「ほら〜、にんじんさんが食べてほしいよ〜って泣いてるよ」くらいは言ったことのある方も多いと思うのですが、

是非もう一歩踏み込んで、本格的な物語を語り尽くしてみてください。

 

 

さて、個人的にこの方法が気に入っているのは、成功率がほぼ百発百中であることに加えて、やっている自分も楽しめるということです。

この白菜はどんなキャラにしようかな〜とか、この豆腐はにんじんの上に乗せておんぶしている設定にしようかな〜とか、そんなことを考えながらお話を作っていると自分も楽しいんです。

モノで釣ったり軽く脅したりするのはやっぱり後ろめたい気持ちになりますよね…。

なのでこの方法は親の良心にも優しいのです。

 

効く効かないには個人差があると思いますが、子どもの好き嫌いに悩んでいるお父さんお母さんはぜひ一度試してみてください。

 

そしてうまくいったらぜひ教えてください〜!

 

 

 

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