Eight Days A Week - 働く母は週8日営業

元DeNAwebディレクター、現在北陸で夫と共にビジネスを営む35歳ワーキングマザー。マメ(息子・6歳)、アズキ(娘・3歳)、フットワークの軽すぎる夫との4人暮らし。

どこからが浮気?

こんにちは、ミユキ(名字)です。

 
先日、独身の友人から恋愛相談を受けた流れで、
「ミユキさんはどこからが浮気だとかいう話を旦那さんをしたことがありますか?」
と聞かれました。
 

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photo by Ben Raynal
 
そんな会話、結婚5年目ともなるとあらためてしないのでその質問自体が新鮮だった訳ですが、
確かに付き合っていた頃や結婚当初はそんな話も何度かしたねと答えました。
 
で、思い出したついでに、我々夫婦は浮気についてどのように定義しているかを、今回は書いてみたいと思います。
 
先に断っておくのですが、私たち(と言うか私)はお互いの異性付き合いについてかなり独特な考え方を持っていると思います。
参考にはならないかもしれませんが、そういう考え方もあるのかーくらいに思っていただければ幸いです。
 
 

どこからが浮気?〜夫の場合〜

基本的な考え方

妻(私)が相手の男に気があるか、やましい気持ちを抱くかどうかがポイント。
やましくなければOK、やましければNG。
 

具体例

○異性と2人きりで会う

○元彼を含む複数人の友人と会う

○元彼と2人きりで会う

○異性と手をつなぐ

○異性とキス(外国人の友人などに限る)

×セックス

 

さすがに体の関係を持ってしまうのはダメだそうですが、私にやましい気持ちがない限りにおいては、基本大体の事はOKだそうです。

私ではなく相手の男性側に下心があるという場合もあると思うのですが、それについては特に気にしないそう。

「会ってきてもいいけど、相手に勘違いさせないように」という釘を刺されたことはありますが、私にその気がない限りは過ちは犯さないだろうという信用がある...のかと思います。どうだろう。

 

どこからが浮気?〜妻の場合〜

基本的な考え方

妻(私)のことが一番である限り、誰と何をしてもいい。ただし完全に隠しきること。

具体例

○異性と2人きりで会う

○キス

○セックス

 
浮気を咎める気持ちというのが私にはいまいち分かりません。
「結婚したら他の女に会う必要はない」というのが理解できなくて、
「あなたには家族がいるんだから他の人と会う必要ないでしょ。平日はまっすぐ家に帰って、休日は一日中家族と過ごすべきで、友達も趣味も要らないよね」
と言うのと同じくらい極端で横暴な意見に思えるのです。
もちろん優先度というのはあって、家族をほったらかしにして連日よその女性と会ってたりしたら黙っていられないですが、
それは例えば「家でテレビばっかり見てる」とか「休日のたびに友人と遊びに出かけてしまう」とか、そういう行為と同列であって、
「家族や私をないがしろにすること」に怒るのであり、「他の女と会うこと」を怒るのではないのです。
 
という訳で、浮気が浮気で終わるのであれば(相手を本気にさせたり、自分が本気にならないのであれば)どうぞ趣味の一環としてやってください、ただし本業(仕事や家族)はおろそかにしないでね、というスタンスです。
 
あとは一応大人のマナーとして妻には隠れてやってほしい。
私のことを一番愛していて、私以外に大切な女性はいないんですよ、というスタンスは見せておいてほしいというのが、妻としてのワガママです。
 
更に蛇足ですが、「もし夫が浮気していたら...」と考えるとなぜかすごく萌えます(笑)。
私を愛してるよと言いながら、子供たちを可愛がりながら、実はこっそり他に女の子がいて時々彼女と会って甘い時間を過ごしている...なんていう想像をすると、自分の知らない夫の一面を覗き見るみたいでドキドキするという。
なんかセクシーだと思いませんか?まぁ、まず人には同意を得られないと思いますが...。
(ちなみにこれは男性の寝取られ趣味とは全く異なるものだと思います。この辺りの話は長くなりそうなので割愛)
 

とは言え、我々は夫婦ですので

まぁ、そうは言っても我々は日本の法制度に則って結婚していますので、実際にはそんな事例も(多分)発生せずに平凡に夫婦生活を送っております。

あともちろん、私の夫は異性付き合いに寛容とは言っても、別に浮気してもいいと言ってる訳ではないので、現実に私が浮気をしたとしたら大問題になりますし。

 

という訳で、「浮気なんか論外!絶対許さない!」という男女が大半を占める日本社会で、その感情って根源的には一体何なんだろうな、というのを今日もぼんやり疑問に思いながら生きております。

 

それではまた。

 

 

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MICKI(ミッキィ)木製レールセットを徹底比較レビュー。


こんにちは、ミユキ(名字)です。

幼児の大好きなおもちゃの代表格と言えばレールセット(電車のおもちゃ)。
家庭で揃えるには、遊ぶスペース的にも金銭的にも限界がありますが、
児童館など公共施設では豊富にパーツが揃っていて、男の子を中心に真剣に遊んでいる姿をよく目にします。

 

レールセット人気ブランド。プラレールBRIO、MICKI

電車のおもちゃと言えば一番メジャーなのがプラレール

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比較的安価で拡張性も高く、実在の新幹線などのリアルな車両も豊富なのが魅力。
一方で、あのバッキバキに真っ青な線路はお世辞にもおしゃれとは言えないし、プラスチック製のため割れやすいのが致命的。

 

そのためか、児童館などの公共施設では、プラレールではなく木製レールセットのBRIO(ブリオ)を置いてあるところが多いです。

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スウェーデンのおもちゃで、木製の線路とポップな色使いのプラスチックの車両やパーツとの組み合わせがおしゃれです。
線路の連結が簡単なので、小さな子でも扱いやすいのも魅力ですね。

 

ただ、木製レールセットはとにかく高い!

こんな↓超ミニセットでも2,500円くらいしちゃいます。。

BRIO 小さな森の基本レールセット 33042

BRIO 小さな森の基本レールセット 33042

 

 

同じく有名なスイスのMICKI(ミッキィ)のレールセットは、車両や周辺パーツも全て木製のためさらに高価で、↓の基本セットでなんと6,000円もします。

MICKI/ミッキィ社 汽車セットサークル(小)

MICKI/ミッキィ社 汽車セットサークル(小)

 

 

こんなのとても買えないよ...!

ということで、MICKIのレールセットをご家庭で持っている人はほとんどいないと思います。

 

 

しかし我が家にはあります!

 

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大量にあります!!

 

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なぜなら…

実はこのレールセットの半分くらいは夫が子供の頃に使っていた30年物で、残り半分はマメ(息子)誕生後にあらたに夫の実家が買い足してプレゼントしてくれたものなのです。

写真の通り、塗装がハゲてかなりの使用感が出ているものもあります。

それでも壊れずに30年の時を経てもなお現役のMICKIの電車、すごいです。

 

MICKI木製レールセットの特徴

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1.全てのパーツが木製

BRIOとの最大の違いは、車両も含めて全て木でできていること。

そのため手に持った時のなじみがよく、重量感もほどよいです。

我が家では1歳のアズキ(娘)も一緒に遊んでいますが、振り回しても投げつけても割れる心配がありません。痛いけど。

2.車両が小さめ

BRIOと比べると車両が小さめにできています。坂道で勢いがついても脱輪しにくいように思います。

3.線路のジョイントパーツがプラスチック製

線路と線路の連結部分のジョイントパーツが脱着可能なプラスチック製になっています。

一方BRIOの線路はジョイント部分も含めて木製なので、見た目はすっきりしていますが、ここが折れると使えなくなってしまいます。

パーツは大人の力でも簡単には外せないくらい固くはまっているので誤飲の心配はありません。

これを付け替えることで凸凸レールや凹凹レールを作ることができるのが、実はかなり便利です。

4.独特の朴訥とした可愛らしさ

BRIOのようなポップさやプラレールのようなリアル感はないのですが、木製ならではの素朴なデザインがとても可愛くておしゃれです。

 

 

MICKIレールセットを実際に使ってみて

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上は、MICKIレールセットにトミカやZIKUのミニカー、プラレールも動員した状態。

色々組み合わせると本当に街のようになって臨場感が溢れますね。

MICKIレールセットの良い点

  • 踏んでも壊れない。

 →板を曲げただけのトンネルなんかすぐに割れそうに思えるのですが、見た目からは想像できないほどの頑丈さです。

 

  • 部屋に散らかっていても許せる。

 →色がナチュラルなので、それほど圧迫感がないのです。原色に溢れたおもちゃの中でこれはありがたいことです。

 

  • お片づけ時の騒音が少ない。

 →レゴブロックを片付ける時って、めちゃくちゃうるさくないですか?プラスチックが大量にぶつかり合う音のストレスは凄まじく、マメがレゴの箱をガラガラッ!とひっくり返す度に気分が滅入ります。

  木製のMICKIは大量の部品がぶつかり合っても耳障りな音がしません。

  子どもがポイポイ箱に投げ入れても大丈夫です。

 

MICKIレールセットの悪い点

  • 他社の車両と合わせて使いにくい

レール幅的にはプラレールBRIOも走らせることができますが、トンネルや立体交差などでは一部干渉してしまったり、勢いがあると脱輪してしまったりします。

 

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プラレールMAXやまびこ、かなり大きいですが、ギリギリで吊り橋を通ります。

 

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トンネルも通れますが、ややぶつかります。


  • 派手なパーツがない
プラレールなら、電車が通過すると自動で遮断器の降りる踏切があったり、

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橋脚を組み合わせて複雑な立体線路を作ったりできます。

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BRIOには、コンテナ車両の荷物積み下ろしクレーンなど、電車遊びをよりリアルに楽しめる動きのあるパーツが豊富に揃っています。

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 一方でMICKIは全て木製なこともあり、複雑な形のパーツはありません。

はね橋や踏切も手動だしごく簡素な作り。

そこがいいところでもありますが、面白味に欠けるかもしれません。


総合評価

木製レールを買いたいのであれば、やはり総合的に見て値段の手頃なBRIOに軍配は上がります。

とは言え、素朴なデザインのMICKIには愛着もひとしおで、我が家にお迎えできて本当に良かったなと思います。
ひとりごとで実況しながら一生懸命遊んでいるマメの姿はとてもいいものです。

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赤ちゃんの頃から様々な方法で長く遊べるおもちゃなので、お悩みの方はぜひ購入をおすすめします。


MICKIのレールセットはAmazonでも買えるのですが、説明の豊富なこのサイトでの購入をおすすめします。

商品への愛があるサイトで、説明を読んでいると全部欲しくなってしまいます!

elephant.shop-pro.jp



また個別のパーツについての詳しいレビューが欲しい方がいましたら、ぜひコメントください。



それでは今日はこの辺で。



こちらも合わせてどうぞ。

 

2人育児になって格段に育児スキルが上がったと思う最大の理由。

こんにちは、ミユキ(名字)です。

あけましておめでとうございます。
 

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こちら、本日外遊び後の兄妹お昼寝の図でございます。
 
※念のため説明すると、兄マメは妹アズキの後ろにいます。
 
いやー、2人同時に寝てくれると幸せですね。
 
 

思えば2人育児も1年が経過しました

最初は「どう考えても無理!」と思っていた2人育児も、1年3ヶ月目ともなるとだいぶ余裕を持ってこなせるようになってきました。
 
やはり、1人育児時代と比べると段違いに育児スキルが上がった実感があります。
 

育児スキルって何?

そもそも育児スキルって何なのだろうと考えました。
思えば、子育てビギナーだった頃にはできなかったことがたくさんできるようになりました。

1.長時間抱っこできる腕力・胆力

スーパーマーケットで片手に子どもを抱きながらカートを押すお母さんを見て「不可能!」と思っていましたが、
前に1歳抱っこ&背中に3歳半をおんぶして腕に荷物をぶら下げつつ保育園まで歩くことができるようになりました。
 

2.あらゆる場面・状況におけるオムツ替えスキル

いつ何時、たとえにおいを感じなくても「万一」を想定してそっと開封する読みの深さが身につきました。
オムツ替え台のない飲食店の狭いトイレでも、トイレ蓋の上でアクロバティックかつ速やかにオムツ替えできるようになりました。
 

3.あきらめ・鈍感さ・開き直り

思えば離乳食...
一人目の時→
離乳食1日目はおもゆから!1週間経ったら2品!中期には歯ぐきでつぶせるくらいの固さ!わ〜この離乳食サイト役に立つ〜ブックマークブックマーク!栄養バランスも考えなきゃね!
 
二人目の時→
食べられるか食べられないか、それが全て。
え、今離乳食何期かって?普通の米食べてます。
 
 
夜泣きも...
一人目の時→
なんで泣きやまないの?抱き方は?揺らし方は?背中トントンの強さは?子守唄はどの唄が効果的?真っ暗よりも月明かりくらいがいいのかな?暑い?寒い?オムツ?むしろ一旦起こして遊ばせた方がかえって早いかも?あ〜降ろしたらまた泣いた〜もう5時半だよ...
 
二人目の時→
あーはいはい、とりあえず抱っこはするけど重たいからソファ座るよ。はーい背中トントンな〜さてスマホでも見るか...→いずれ寝る
 
 
他にも色々ありますが、「やってもほとんど意味ない」ことがだいたい分かってくるのに加えて「とにかくやってる余裕がない」。
最低限子どもの命をつなぎ、家族の日常生活を送るためのこと以外は切り捨てるあきらめが身につきました。
 
 

でも、「育児スキル」に一番必要なのはテクニックじゃない。

こんな風に、できるようになったこと、たくさん思いつきます。
でも育児スキルが上がった最大の理由はいわゆるテクニックの部分じゃなくて、
 
「私は育児に100パーセントの力を出してフルコミットするんだ、という覚悟」
 
なんじゃないかと、私の場合は思います。
 
 
どういうことかと言いますと。
今にして思えば、私にとって1人育児時代はどこか逃げの姿勢があったように思います。
子どもに生活の全てを変えられて、ほとほと困らされて、これまでのショボい人生経験もほとんど役立たなくて。
そういう過酷な状況を正面から受け止めきれず、どこかに抜け道はないか、楽できないか、と考えていたかもしれません。
(当時はもちろん全力投球していたつもりなんですけど)
それは、「母親としての自分」ではなくて、今までの「自分だけの自分」を守りたいという、必死の思いでもあったと思います。
これまでのアイデンティティが崩れ落ちるんだから、そりゃめちゃくちゃ怖いし、嫌じゃないですか。
 
でも2人育児になるとマジで逃げ場がなくて、どうやってももう真正面向いて立ち向かうしかなくなりました。
「子持ちには見えない若々しさ」とか「バリキャリのキラキラワーママ」とか、そんな外っつらの良さを追い求めてる場合じゃない。
 
「この子達の母親であること」、をまず全力でやり遂げることだけが今の私の至上命題だ。
 
そういう覚悟が、2人目にしてようやく備わったのです。
 
 

何かに全力で取り組むということ

そういう経験って、例えば高校時代の部活だったり、大学受験だったり、きついノルマを課された営業職だったり、様々な場面で経験されている方も多いと思います。
でも私の場合、人生において本当に胸を張って「100%全力でやりきった」と言えることが今まで何もありませんでした。
もうとにかく自分に甘くて、ありものだけでのらりくらりと辻褄合わせつつ生きてきたんですよね。
そんな自分を心の奥底で恥じながらも、そのために努力する根性もなく、結局何も変わらないままでした。
 
でも今胸を張って「私は子育て頑張ってます」と言えるようになって、
あぁ、何かに全力で取り組むってマジで最高だなー、としみじみ思います。
 
高校時代にこの事実に気付いてたら第一志望の大学行けたな...
前職でこの意欲を発揮できてたらもっと稼げたな...
 
とか思わないでもないですが(笑)、
この怠け者の私を動かすのは、子ども2人必要なくらいの大仕事だったってことでしょうね...。
 
 

おわりに

子どもがいなかった頃、周囲の子持ち女性のことを
「なんかダサい」「所帯じみてる」「子ども中心の生き方かっこ悪い」
って思ってました。
 
私だけじゃないですよね、きっと。
若いうちは誰もがそう思うと思います。
 
だから
「たとえ母親になっても自分だけは「あっち側」へは行くもんか」
って思っていたけど、その決意が結局のところ自分を苦しめていたんでしょうね。
 
「母親でいいや。だって私、母親だもんな」
って開き直れたあたりで、視界が晴れて気持ちが楽になった気がします。
 
こんな私を見て、独身女性はかつての私がそうだったように「ミユキさんは所帯じみたな」なんて思うんでしょうね。
 
でもそれでいいんです。
私は母親だから。
 
 
 
 

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