マンションを買うリスク
こんにちは、ミユキ(名字)です。
我々くらいのライフステージに入ると、マンションを購入するという友人がちらほら出てきます。
これまでの手狭な賃貸マンションを離れて、憧れのマイホーム。
ふむふむ。
一方で我々夫婦は持ち家にまったく興味がありません。
- 仕事の変化でいつ今いる場所を離れるか分からない
- そもそもひとつの場所に住み続ける気がしない
- 数十年間絶対に逃れられないローンを支払い続けるリスク
- これからの日本において不動産を所有するリスク
我が家が家を買わない理由は以上のようなところですが、これに関しては居住地域や年収、家族構成、親からの援助の有無、将来設計、価値観など千差万別の事情があると思うので、買いたい人は買えばいいし、そうでなければ賃貸に住めばいいと思っております。
マンションを買うなんて…?
ところで先日もご近所のママ友Kさん一家が久し振りに家に遊びに来てくれ、新築マンションを買ったという話を聞きました。
今住んでいる賃貸マンションよりも駅から遠くなるため、マイカーも合わせて購入するとか。
それを聞いた我々夫婦は「すごいですねー」などと言いながら内心
「リスク取ったなぁ…マンション買うなんてほとんどギャンブルみたいなもんじゃないか…」
なんて失礼にも思っていたのですが、
Kさん達が帰ったあと夫婦でそのことについて話をしていて気付きました。
「いや、Kさんちより、我が家の方がよっぽどギャンブルだろ…リスクテイカーだろ…」
「まさしく『お前が言うな』案件…」
脱サラ起業だって言うまでもなくリスク
そうです。我が家の大黒柱は4月に脱サラしました。
脱サラ後にやることは決まっていたものの、実際に動き出せない状態で半年以上夫は無収入、その後ようやく起業しましたが、資本金や起業準備で1,000万近いコストを注ぎ込んでいるという状態です。そしてビジネスがうまくいく保証はどこにもない。
そんな最中に第二子が産まれて、しかも夫は単身赴任を始めたというね。
うふふ…。
でもコストのうち何割かは政府からの融資を受けていますし、その他の資金もこれまで運用してきた株利益を充てているので実はそれほど深刻な痛手ではありません。
何より、例えビジネスが失敗しても、まぁ多少借金が残るくらいだしまた一からやり直せばいいじゃん、てなもので夫婦ともに気楽に構えております。
ただ、傍目から見れば成功するかどうか分からない(むしろ失敗しかないと思われると思う)ビジネスに没入し、家族もバラバラになり、収入も不安定になり、そんな状態で子供二人抱えてどうやって生きていくつもりなの?お前ら大丈夫なの?と周囲が思うであろうことはまったく想像に難くありません。
相当無鉄砲で無計画なリスクテイカーに見えていることでしょう。
それでも我々は、35年後という一体何が起きているか想像もつかない日本の未来と自分たちの将来を、今の延長上にあると信じ込んで早々に人生設計してしまうことの方がよほど怖いなと思うタイプです。
それならば、ショートスパンで人生設計を都度見直しながら、その時々で良いと思われる選択肢を採って臨機応変に生きていく方が、我々の価値観には合っている気がします。
鬼が爆笑
しかし先日夫とLINEしていたら、既に次のビジネスを妄想しているらしく、さすがに呆れました。
まだ今のやつスタートしてないからね。
本日は以上です。